
WordPressをインストールしたばかりで、「何から手をつければいいの?」と迷っていませんか?
本当によくわかります。大丈夫です。
ここで初期設定をしっかり進めておけば、この後の記事作成が格段にスムーズになります。
初心者の方にもわかりやすく解説しますので、参考にしていただけると幸いです。
今やっておけば、後でやり直す手間もなく、すぐに記事作成に集中できます。
こんな方にオススメ
- WordPressをインストールしたばかりの方
- 設定に時間をかけず、最短で記事作成を始めたい方
- SEOやセキュリティの基本も同時に整えたい方
この記事でわかること
- 初期設定の全体像と優先順位
- SEO・セキュリティで重要なポイント
- 設定を効率よく進めるステップ順
WordPressインストール後、「やっておくべき初期設定15個」はこちらです。
① サイトタイトル・アドレス・タイムゾーンの設定(B)
② 投稿のデフォルトカテゴリーの変更(B)
③ 検索エンジンへの表示設定(A)
④ パーマリンク(URL構造)の変更(A)
⑤ 表示名(ニックネーム)の設定(A)
⑥テーマの選択と有効化(B)
⑦サイトアイコン(ファビコン)の設定(B)
⑧ナビゲーションメニューの作成(B)
⑨不要な初期プラグイン・投稿の削除(A)
⑩SEO・バックアッププラグインの導入(B)
⑪プライバシーポリシー・お問い合わせページの作成(B)
⑫ウィジェットの整理(C)
⑬Googleアナリティクス/Search Consoleの設置(A)
⑭ディスカッション設定(コメント設定)(B)
⑮サイトマップの送信(B)
初期設定を3ステップで進めよう!
「設定が多くて難しそう…」と思う方も大丈夫。
初期設定は大きく3ステップに分けて進めると、迷わず終わらせられます。
WordPress初期設定の優先順位
レベル | 呼び方 | 理由 |
---|---|---|
A:最優先 | セキュリティ・サイトの基本設定 | 一度間違えると後から修正が困難。サイトの安全と基礎を決める超・重要ポイント。 |
B:必須 | パーマリンク・計測連携 | 後からでも修正可だが影響が大きく、最初に整えておくのが理想。 |
C:あとでOK | デザイン・UIまわり | コンテンツが揃ってから仕上げるほうが効率的で失敗が少ない。 |
Step 1:A(最優先)を完璧にする
SSL化やサイトの基本情報など、一度間違えると取り返しのつかない最重要項目を設定し、安心して運営できる土台を作りましょう。
Step 2:B(必須)を整える
サイトの中心となる設定を最初にしておくと、後から修正する手間がなく、記事作成が断然ラクになります。
Step 3:C(あとでOK)を楽しむ
デザインや使いやすさの調整は、記事数が増えてからでも大丈夫です。
STEP 1:基本設定を整える(レベルA・B)
①【設定】→【一般】でサイトの基本を決める
※一般設定では、サイトの基本設定を行います。
サイトタイトル/アドレス(URL)/タイムゾーンの設定
最初にここを整えると、SEO効果が高まります。
設定手順:


「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が https:// で始まっているか確認



②【設定】→【投稿設定】でデフォルトカテゴリーを変更
※投稿設定では、投稿(ブログ記事)の公開に関する基本設定を行います。
「未分類」タグのままだと、検索エンジンも読者も混乱します。



③【設定】→【表示設定】で検索エンジンの確認
※表示設定では、1ページに表示するに表示する記事数を設定します。
サイトを公開する前に、必ず、チェックが外れているか確認!



④【設定】→【パーマリンク】でURL構造を変更(重要)
※パーマリンクとは、記事のURLのことです。
記事作成画面で、記事URLを個別に設定できます。


STEP 2:機能とセキュリティの土台づくり(レベルA・B)
⑤【ユーザー】→【プロフィール】で表示名を変更
※プロフィール設定では、あなたの名前・連絡先・ひとこと紹介などを記載します。
ログインIDが公開されないように、必ずニックネームを設定。



⑥【外観】→【テーマ】でテーマを選び有効化
※テーマとは、WordPressブログのデザインや機能を決めるテンプレートのこと。
後から変更するとデザインが崩れやすいため、最初に決めるのがポイント。
「デザイン性」より「軽さ」「アップデート頻度」を優先。
WordPressテーマ使用前


WordPressテーマ使用後

このように、ブログ全体の雰囲気を自分らしく仕上げることができます。
WordPressテーマには、種類が豊富で、無料のものもあれば有料のものもあります。
「どうしたらいいの?」
と悩むと思いますが、初心者の方は、まず無料テーマから始めて、慣れてきたら有料テーマに切り替えるのも一つの方法です。

私は最初Cocoonを使っていましたが、無料でもうまく使いこなせず、SWELLを購入しました。
SWELLに変えてからは、使い方に悩むことが減って、記事もデザインも思い通りに仕上げられるようになりました。
「最初からこれにしておけばよかった」と本気で思えるテーマです。

使い方で迷っても、検索すれば参考記事がすぐ見つかるワン!
初心者でも扱いやすく、長く安心して使えるテーマを探している方には、本当におすすめです。
詳しくはこちら👇
⑦【外観】→【カスタマイズ】でサイトアイコンを設定
※サイトアイコンとは、ブラウザのタブやスマホのホーム画面に表示される小さな画像(ファビコン)のこと
ブログの「顔」として表示され、信頼感アップに効果的です。


画像サイズや圧縮方法についても、正しく設定することで表示崩れを防げます。
OGPで見切れないWordPressの画像の作り方|おすすめ比率と最速圧縮方法
ぜひ、参考にしてみてください。
⑧【外観】→【メニュー】でナビゲーション作成
「ホーム」「カテゴリー」「お問い合わせ」などを入れると、読者が迷わないサイトになります。


⑨【プラグイン】→ 不要な初期プラグインを削除
※プラグインとは、WordPressに便利な機能を追加できる拡張ツールのこと。
「Hello Dolly」などを削除して軽量化。
投稿の「Hello world!」もゴミ箱へ。

下の画像は、削除済みになります。


投稿のサンプルページ「Hello world!」も必要ないので削除しましょう。

今から説明していくよ

STEP 3:機能追加と最終仕上げ(レベルB・C)
⑩ SEO・バックアッププラグインを導入
プラグインを導入すると、
❶ お問い合わせフォームの設置
❷ セキュリティ対策
❸自動バックアップ
専門知識がなくても、簡単にできるようになります。
テーマごとに推奨されるプラグインは異なりますので、詳細についてはご利用中のテーマの公式サイトをご確認ください。
⑪【固定ページ】でプライバシーポリシー・お問い合わせを作成
アフィリエイトをする際には、特定商取引法に基づく表記が必要になります。
お問い合わせには、「Contact Form 7」などのフォームプラグインを使用。
プライバシポリシー

お問い合わせフォーム

プライバシポリシーは、WordPressブログを運営するなら、必ず必要です。
お問い合わせフォームを設定すると、
❶ ブログの信頼度が上がる
❷ 迷惑メールを減らせる
❸ 読者の声を直接聞ける
メリットばかりなので、ぜひ導入をおすすめします。

おすすめは、「Contact Form7」です。

設置した後は、ちゃんとメッセージが届くかどうか、必ず確認してみてね!
⑫【外観】→【ウィジェット】を整理
※ウィジェットとは、ブログのサイドバーやフッターなどに追加できる小さな機能やコンテンツのこと。
「メタ情報」「アーカイブ」など不要な項目を削除し、
「検索」「カテゴリー」など必要なものだけ残す。

ユーザーのことを考えて、必要な項目は「サイドバー」や「フッター」に配置するのが親切です。
⑬ Googleアナリティクス/Search Consoleを設置
※アナリティクスとは、あなたのサイトのアクセス状況やユーザーの行動を分析できる無料ツールです。
※Search Consoleとは、あなたのサイトの検索状況を確認できる無料ツールです。
最初のアクセスからデータを取れるように、記事投稿前に設定。
サイトの課題が見えて、次のサイト改善に役に立ちます。
設定方法はネット上に多く紹介されていますので、参考にしながら導入してみてください。
⑭ ディスカッション設定
※ディスカッション設定とは、WordPressのコメント機能や外部ブログからの通知に関する設定です。



この設定をこの設定を有効にしておくと、スパムコメントをスパムコメントを防ぐことができます。


⑮ XMLサイトマップをSearch Consoleに送信
※サイトマップとは、サイト内の全ページの住所録のようなものです。
SWELLテーマを使っている方は、以下の記事で手順をくわしく紹介しています。
▶︎ SWELLでサイトマップを作ってGoogleサーチコンソールに登録する方法
「とりあえず流れだけ知りたい」という方のために、ざっくり手順もまとめておきますね👇





ここまで完了すれば、Googleに記事が見つかりやすくなり、検索結果への反映もスムーズになります!

うまく送信できなかった場合は、URLの打ち間違いがないか確認してみてくださいね。
まとめ|準備完了、次は「記事の公開」です
ここまで設定が完了すれば、WordPressの基礎は万全です。
これからは、あなたの情熱と知識を記事作りに集中させるフェーズです。
さあここからは、読者の心に届く記事を書くコツを掴んでいきましょう!


