SWELLと相性がいいとよく聞くので、「ちょっと試してみようかな」という軽い気持ちで使い始めたのが、SEO SIMPLE PACKとの出会いでした。
実際に使ってみたところ、機能はとてもシンプルで直感的です。
必要なSEO設定はひと通り揃っていて、「これだけで大丈夫」と思えるくらい使いやすかったんです。
そんなわけで今回は、SEO SIMPLE PACKの魅力や使い方について、初心者目線でまとめてみました。
「SEO SIMPLE PACK」がおススメって聞くのだけど、実際どうだワン?
大丈夫だよ!しっかり説明していくよ。
こんな方にオススメ
- SWELLを使っていて、SEOプラグイン選びに迷っている方
- 難しいSEO設定は苦手だけど、最低限の対策はしておきたい方
- プラグインの導入や設定にあまり時間をかけたくない方
- 国産・日本語対応のSEOプラグインを探している方
この記事でわかること
- SEO SIMPLE PACKがどんなプラグインか(特徴・メリット)
- なぜSWELLと相性が良いのか、その理由
- SEO SIMPLE PACKのインストールから基本設定までの手順
SEO SIMPLE PACK とは?
SEO SIMPLE PACKは、初心者にもやさしい国産のSEOプラグインです。
インストールして有効化するだけで、SEOに必要な基本的なmetaタグを自動で出力してくれるため、面倒な初期設定が不要です。
投稿記事や固定ページごとに、タイトルやディスクリプション、OGP画像などのSEO情報を個別に設定することも可能です。
また、FacebookやX(旧Twitter)でのシェアに対応したOGP設定機能や、Googleアナリティクスやサーチコンソールとの連携機能も備えており、アクセス解析やサイトの最適化もスムーズに行えます。
全体的にシンプルで分かりやすい日本語対応の設計となっており、WordPress初心者でも安心して使えるのが大きな魅力です。
検索順位やクリック率の向上に効果的だワン
実は最強の組み合わせ|SWELLとSEO SIMPLE PACKの相性がいいワケ
SWELL側にすでに基本的なSEO機能が備わっている
SWELLはSEOの土台がしっかりしているテーマだからこそ、SEO SIMPLE PACKと組み合わせれば、必要な対策をスムーズに進められます。
無駄な機能や設定の衝突もなく、初心者でも扱いやすい。このバランスの良さこそが、「最強」と評される理由です。
初心者でも簡単に設定できる
投稿・固定ページごとに・タイトルタグ・メタディスクリプション・OGP画像・SNSシェア時の設定などを
個別に簡単に設定することができます。
必要な項目だけに絞られているため、サイトのパフォーマンスを落とすことなく、SEOの基本をしっかり押さえることができます。
テーマ開発者が公式に推奨している組み合わせ
この「SEO SIMPLE PACK」は、SWELLの開発者・了さんが「SWELLに一番合う」と太鼓判を押したプラグインなんです。
実際に、SWELL公式サイトでも推奨プラグインとして紹介されているので、安心して使えますよね。
設定もとてもシンプルで、WordPress初心者でもすぐに使い始められます。
SEO SIMPLE PACKの設定方法
SEO SIMPLE PACKの設定方法を詳しく説明していきます。
全体的な流れは次のようになります。
❶ SEO SIMPLE PACKのプラグインのインストール
❷ SEO SIMPLE PACKの基本設定
❸ SEO SIMPLE PACKの投稿ページ
❹ SEO SIMPLE PACKのタクソノミーアーカイブ
❺ SEO SIMPLE PACKのその他のアーカイブ
❻ SEO SIMPLE PACKのGoogleアナリティクス
❼ SEO SIMPLE PACKのウェブマスターツール
❽ SEO SIMPLE PACKのOGP設定
❶ プラグインをインストール
SEO SIMPLE PACKのインストール方法を説明していくよ。
インストールは終わり!
大事な設定はこれからだワン
❷ SEO SIMPLE PACKの基本設定
まず、ダッシュボードの「SEO PACK」をクリックして、一般設定を選択します。
このようなメニュー欄が表示されます。
左側の基本設定から順番に設定していくよ。
基本設定
・「フロントページ」のディスクリプション
「フロントページ」のディスクリプションは、サイトの内容を簡単に伝える大事な部分です。
Googleがあなたのサイトがどんな内容かを理解するするための手がかりとなり、検索結果で表示される説明文として非常に大切です。
ユーザーに魅力的に感じてもらえる内容を簡潔に書くことで、クリック率の向上につながります。
・「Feed page」をインデックスさせない
フィードページは、主にサイトの更新情報をまとめるためのページで、検索エンジンにインデックスされてもSEO的な価値がないとされています。
そのため、フィードページをインデックスさせない方が、重複コンテンツを防ぎ、SEO効果を最大化するために重要です。
ここから投稿ページを設定していくだワン
投稿ページ
投稿を検索結果に表示させるために、必ず『いいえ』を選択してください。
固定ページを検索結果に表示させるために、必ず『いいえ』を選択してください。
メディアページは使用しないので「はい」を選択します。
メディアページ
※メディアページとは、WordPressにおいて画像・PDF・動画などのメディアファイルをアップロードした際に、自動的に生成される「添付ファイルページ(Attachment Page)」のことです。
このページには、アップロードされたファイルと、そのファイルに設定したタイトルやキャプションなどが表示されますが、内容が非常に薄く(コンテンツがほとんどない)、SEO上マイナスになる可能性があります。
そのため、SEO対策として「メディアページを使用しない」に設定することを推奨します。
ここからタクソノミーアーカイブを設定していくね。
タクソノミーアーカイブ
「カテゴリー」のアーカイブを検索結果に表示させるために、必ず『いいえ』を選択してください。
「タグ」のアーカイブを検索結果に表示させないために、必ず『はい』を選択してください。
タグ
タグをあまり設定していないため、ページ内容が薄くなりがちです。
そのため、低品質なページと検索エンジンに判断されないよう、メディアページは「使用しない」に設定しています。
もうちょっと!
次は、その他のアーカイブの設定だワン
その他のアーカイブ
「著者」のアーカイブを使用しないので「はい」を選択します。
「日付」のアーカイブを検索結果に表示させないために、必ず『はい』を選択してください。
「かスタム投稿タイプ」のアーカイブを検索結果に表示させないために、必ず『はい』を選択してください。
WordPressでは、著者アーカイブ・日付アーカイブ・カスタム投稿タイプのアーカイブページが自動生成されます。
これらは個別記事やカテゴリーページと内容が重複しやすく、検索エンジンに重複コンテンツとみなされるリスクがあります。
そのため、SEO対策として「noindex」に設定し、検索結果に表示させないようにしています。
❻ Googleアナリティクス
Googleアナリティクスの連携方法を設定していくよ。
難しそうに見えるかもしれないけど、実際には以下の2つだけだよ。
❶ Googleアナリティクスで、トラッキングIDをコピーする
❷ SEO SIMPLE PACKにトラッキングIDを貼り付ける
① Googleアナリティクスの左下の歯車アイコン「管理」→「データストリーム」を選択する。
② 測定IDをコピーする。
① SEO SIMPLE PACKの「一般設定」→「Googleアナリティクス」を選択する。
② ①でコピーしたトラッキングIDをここに貼り付ける。
以上で、Googleアナリティクスの連携は完了です。
❼ ウェブマスターツール(Googleサーチコンソール)
Googleサーチコンソールの連携方法を設定していくだワン。
これも、難しそうに見えるかもしれないけど、実際には以下の2つだけだよ。
❶ Googleサーチコンソールの「所有権の確認」をクリックする
❷ 認証コードをコピーしてSEO SIMPLE PACKに貼り付ける
① Googleサーチコンソールの設定→「所有権の確認」をクリックする。
② HTMLタグの項目から「認証コード」をコピーする。
① SEO SIMPLE PACKのウェブマスターツールに貼り付ける。
以上で、Googleサーチコンソールの連携は完了です。
OGP設定をしていくよ。
❽ OGP設定
正式には Open Graph Protocol(オープン・グラフ・プロトコル)といいます。
あなたのサイトや記事がSNSでシェアされたときに、「タイトル・画像・説明文」などがきれいに表示されるようにするための設定です。
基本設定
OGP画像が設定できます。
画像サイズは、1200px×630pxが推奨されています。
画像をアップロードしたら「設定を保存する」をクリックします。
初期設定のままで大丈夫です。
「設定を保存する」をクリックする。
設定完了だワン!
ここから個別設定をしていくよ!ページごとに設定ができるんだ。
SEO SIMPLE PACKの個別設定
SEO SIMPLE PACKでは、カテゴリー・タグ・記事ごとに個別のSEO設定ができます。
設定方法はどれも同じで、編集画面から簡単に行えます。
特定の記事でデフォルト設定を上書きしたい場合は、記事の編集画面を開いて、SEO SIMPLE PACKの設定欄に直接入力してください。
ここで入力・変更した内容は、その記事・カテゴリー・タグのデフォルト設定より優先されて表示されます。
このページの”robots”タグ設定について
投稿や固定ページごとに、「インデックスするorしない」の設定を個別に変更できます。
たとえば、一般設定で「インデックスする」にしていても、特定のページだけインデックスしないように切り替えることが可能です。
通常は「お問い合わせ完了ページ」や「プライバシーポリシー」などを除外するケースがありますが、サイトの方針に応じて、すべてのページをインデックス対象にするのは、問題ありません。
このページのタイトルタグ設定について
通常は記事タイトルがそのままタイトルタグになりますが、検索結果に別のタイトルを表示したい場合は、ここに変更したいタイトルを入力します。
このページのディスクリプション設定について
ここで個別にメタディスクリプションを設定できます。
とはいえ、繰り返しになりますが、設定した情報が必ずしも検索結果に表示されるわけではありません。
このページの”og:image”設定について
投稿ページでは、特に画像を指定しない場合、アイキャッチ画像がそのままOGP画像として使われる設定になっています。
このページの”canonical” URL設定について
「このページが正規のURLですよ」と検索エンジンに伝えるためのURL設定です。
同じ内容のページが複数あるとき、どれを検索結果に表示するかをGoogleに教える役割があります。
空欄にしておくと、自動的にそのページのURLが正規URLとして使われます。(通常はそれで大丈夫です)
このページのキーワード設定について
ここでは、ページごとの「メタキーワード」を設定できますが、現在のGoogleでは、この項目はSEO評価には使われていません。
そのため、入力してもしなくても、検索順位に影響することはほとんどありません。
参考程度に使うか、基本的には空欄でも問題ありません。
長かった〜ワン。
まとめ
SEO SIMPLE PACKは、SWELLとの相性も良く、初心者でも扱いやすいSEOプラグインです。
難しい専門知識がなくても、タイトル・ディスクリプション・OGP画像など、必要なSEO設定を個別にしっかり行うことができます。
また、Googleアナリティクスやサーチコンソールとの連携も簡単にできます。
SWELLを使っている方であればもちろんのこと、このプラグインで手軽にSEO対策を始められます。
ぜひ試してみてくださいね。
本当にお疲れさまでした。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
SEO対策を強化するために、プラグインを活用することは非常に効果的ですが、関連する投稿を手軽に紹介するために、ブログカードを活用することも重要です。
ブログカードの活用方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。