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VS Codeが重い時の対処法5選とおすすめ拡張機能まとめ

「ある日突然、VS Codeが重い…。」

普段は快適に使えていたのに、急に起動や入力がもたつくようになりました。

キャッシュや拡張機能の影響かも?と調べて、いろいろ試してみましたが、どれが効くのか分からず迷走…。

最終的に再インストールで改善しました。

動作が軽くなり、作業もスムーズに戻り、快適になりました。

この記事では、再インストールまでに試した対処法や、再セットアップのポイントを初心者向けにまとめています。

この記事が「なんで急に重くなったの?」と悩んでいる方の気づきになると嬉しいです。

目次

VS Codeが重いときにまず確認したい5つのポイント

① 拡張機能を見直す

拡張機能はとても便利で、ついつい増やしがちです。

使っていない拡張機能がたくさんあると、VS Codeの動作が重くなることがあります。

まずは、使っていない拡張機能を一時的に無効にするか、思いきって削除してみましょう。

少し軽くなるだけでも、作業がスムーズになります。

チェックリスト

②ワークスペース・フォルダの構成を見直す

開いているファイルが多すぎると、VS Codeに負荷がかかって動作が重くなります。
なるべく不要なファイルは外して、必要なものだけに絞って開くのがおすすめです。

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③設定ファイル(settings.json)を初期化する

設定が増えてくると、VS Codeに負荷がかかり、動作が重くなることがあります。
そんなときは、一度初期化してみると効果的です。

チェックリスト

※ settings.json の中身を コピーしてメモ帳や VS Code にペーストしておくだけで、バックアップや再利用が可能です。

JSONは「,(カンマ)抜け」や「””の閉じ忘れ」でエラーになりやすいので注意してね。

④キャッシュ・一時ファイルを削除する

VS Codeは、キャッシュや一時ファイルを自動的に保存しています。これらが溜まりすぎると動作が重くなることがあります。

キャッシュをクリアすることで、動作が軽くなることがあります。

チェックリスト



Macの場合
~/Library/Application Support/Code/Cache
~/Library/Application Support/Code/CachedData

Windowsの場合
%APPDATA%\Code\Cache
%APPDATA%\Code\CachedData

※注意※ User フォルダ(設定ファイル)や extensions(拡張機能)は削除しないでください。

削除するのは「Cache / CachedDataの中身」のみです。

⑤VS Codeのプロセスを整理する(バックグラウンドを減らす)

ターミナルやサーバーなどを開いたままにしていると、VS Codeが重くなる原因になります。
使わないものはこまめに閉じて、メモリの負担を軽くしておきましょう。

チェックリスト


それでもダメなら再インストール|手順をわかりやすく解説

まずは、アンインストールをします。

その次に再インストールをします。

VS Codeをアンインストールする手順

STEP
VS Codeを完全に終了する

起動中のアプリは閉じてください。

STEP
アプリ本体を削除する
  • Windows:
     「スタート」→「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」から「Visual Studio Code」を選んでアンインストール
  • Mac:
     「アプリケーション」フォルダから「Visual Studio Code.app」をゴミ箱へ移動
STEP
関連フォルダを削除する(任意・完全クリーンにしたい場合)

以下のフォルダを削除すると設定やキャッシュも消えます。
不要なトラブルシューティングを目的にする場合のみ実行してください。

Windowsの場合

%APPDATA%\Code

%LocalAppData%\Code

Macの場合

~/Library/Application Support/Code

~/Library/Caches/com.microsoft.VSCode

STEP
PCを再起動する

削除後は再起動して環境をリセットすると安心です。

設定や拡張機能のバックアップは必要?(基本的に不要です)

VS Codeは、MicrosoftアカウントやGitHubでログインしておくと、設定や拡張機能を自動で同期してくれます。

同期していなくても、アンインストールしても設定は残ることが多いので、基本的には心配いりません。

設定をいろいろ変更している人は、「settings.json」をバックアップしておくと安心です。
もし何かあっても、すぐに元の状態に戻すことができます。

再インストールの方法

STEP


Download for mac OS という青いボタンをクリックしましょう。

STEP
zipを開いてアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップで移動

少し待つと、ダウンロードフォルダにzipファイルが保存されます。
このファイルをダブルクリックして解凍すると、アイコン付きのVS Code本体が出てきます。
あとは、このアイコンをアプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップすれば、インストール完了です。

STEP
完了後、VS Codeを開きます


VS Codeが起動します。


アップデートをしておこう|VS Code最新版にする方法

基本は自動アップデート、でも確認してみよう

VS Code は通常、自動で最新バージョンにアップデートされます。
でも、気づかないうちに古いバージョンのまま使っていた、ということがあります。

実は私もそうでした。


「再インストールまではちょっと不安…」という方は、
まずこの手動アップデートだけでも試してみるのがおすすめです。

最新バージョンにすることで、動作が軽くなったり、不具合が解消されることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アップデートされているか調べる方法

STEP
VS Codeを開く
STEP
メニューから

【Mac】Code → 更新の確認
【Windows】ヘルプ→ 更新プログラムの確認

STEP
「更新があります」と表示されたら、ダウンロード→再起動


私の場合、「更新はありません」と表示されました。

初心者にもおすすめ|軽くて便利なVS Code拡張機能5選

今回は、拡張機能をたくさん入れていたこともあって、再インストール後は、本当に使いたいものだけを厳選して入れ直しました。
そこで、軽くて実用的な初心者向けおすすめ拡張機能を5つご紹介します。

①Prettier – Code Formatter


コードの見た目を自動できれいに整えてくれる便利なツールです。

スペースや改行のズレも、しっかり直してくれます。

インストールはこちらPrettier – Code Formatter

②HTMLHint


HTMLの構文ミスを自動でチェックしてくれる拡張機能です。

タグの閉じ忘れなどの基本的なミスにもすぐ気づけるので、初心者の方や学習中の方にもおすすめです。

インストールはこちらHTMLHint

③CSSTree Validator


CSSの書き間違いを自動でチェックしてくれるツールです。

余分なプロパティやスペルミスにも気づかせてくれるので、安心してコーディングが進められます。

インストールはこちらCSSTree Validator

④zenkaku(全角スペース強調)


ふだん見えにくい全角スペースもわかりやすく表示してくれるので、ミスにすぐ気づけます。

インストールはこちらzenkaku

⑤Bracket Pair Colorizer 2


カッコを色で分かりやすくしてくれる拡張機能です。

カッコが多くても、どれとどれが対応しているのかすぐに確認できます。

インストールはこちらBracket Pair Colorizer 2

まとめ:再インストールしてよかった|これからも快適に使っていこう

作業中にVS Codeが重くなってしまい、かなり困っていました。

いろいろな対処法を試してみたものの、なかなか改善せず……。

最終的に、思いきって再インストールを選びました。

その結果、以前よりスムーズに動くようになり、少しほっとしています。

これからは重くならないよう、不要な拡張機能を整理したり、設定を見直したりしながら
快適な開発環境を保っていきたいと思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

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